第64回全日本大学

バスケットボール選手権大会

 

2012・11月19日から東京で全日本大学バスケットボール選手権大会が開催された

　徳山大は関西地区1位の近畿大学と代々木第二体育館で1回戦目を迎えることとなった。会場の雰囲気は１回戦だけあってどの大学も緊張感があり、関東の大学が地方の大学に競った試合をしたり、負けたりと波乱が起こるゲームもあった。
相手の近大はセネガル人留学生のソウが注目選手であり、関西大会でも幾つもの個人タイトルを受賞しており1年生とは思えないパワフルなプレーが注目。

徳大のスタートは＃35友寄（琢）＃33山本　＃98藤原　＃28吉福　＃5付
近大のスタートは＃0大橋　＃77木田　＃7野呂　＃41嘉陽　＃22ソウでスタート。
　第１ピリオド、序盤、近大は注目選手の＃22ソウがゴール下やアリウープで快調に飛ばして行く。対する徳大は相手の高さを前に攻めきれず失速。その後も近大は＃22ソウがダンクシュートを3発叩き込み、チームを勢いづける。
終盤、徳大は＃24郡嶋が3Pシュートを連続で沈め、僅かに点差を縮め、29－13で第1ピリオド終了。

 

　1ピリオドは最初ベンチから見ていて、出ているメンバーは全く地に足が着いてなくて、平常心を保てていないと思った。インカレで浮かれていて相手も強いから消極的になっていたし、試合に対する準備が全くできてなかったと思った。
自分は自分の中で試合に対する準備ができていたし、最高のパフォーマンスをするイマジネーションを作ることが出来ていたのでしっかりプレーできた。

第2ピリオド、徳大は＃1佐藤が外角シュートを沈め点差を縮めるが、近大は＃41嘉陽の活躍で再び点差を広げる。徳大は残り5分に＃88友寄（涼）が決めたシュート以降なかなか得点を奪うことができず苦しい展開となる。55－22と近大リードは変わらず、前半終了。

 

　2ピリオドは1ピリオドで自分自身を乗せることが出来ていたので自分のリズムで気持ちよくプレーできた。最後の大会だし代々木でやっていることを楽しめているという余裕も持ってプレーできた。

 

　第3ピリオド、近大は＃26松本がインサイドで奮起し点差を広げる。しかし残り7分、徳大は＃33山本のシュートを皮切りに、3Pシュートを含む4連続得点で追撃し、46－73、徳大が僅かにビハインドを縮め、第3ピリオド終了。

3ピリオドはベンチスタートで見ていて、やっとほぐれてきたのかなと思っていた。正直、準備できていないメンバーをなぜだすのか疑問に思っていたけど、最後だったので自分が後悔なくプレーしないように思ってプレーした。

 

　第4ピリオド、両チーム共に早い展開で攻撃を仕掛け得点に結びつける。しかし中盤、徳山大のターンオーバーが嵩むと、すかさず近大はランニングプレイでリードを広げそのまま試合終了。近大が99－62で勝利し、2回戦にコマを進めた。

最終ピリオドは相手もメンバーを落としてきてこっちも全員出場だったので、出てない後輩とプレーした時は出来るだけインカレを経験して欲しかったのでアシストに回ってプレーした。それでも最後のタイムアップまでコートに立てて良かったと思う。終わった後はインカレで伸び伸びと自分のバスケが出来てとても楽しくプレーできたのとバスケに対しての集大成を負けはしたが、気持ちよく代々木で出来たことでやっと終わったのか、という気持ちが強かった。後悔の気持ちは全くなかったので自分自身やりきれたんだなと思った。

 

 

近畿大学

 

徳山大学

 

経済学部4年 群嶋　雄介・経済学部4年 中田　祐希