大学祭も終わり・・・

 今年は40回目のポプラ祭(大学祭)でした。学生さんたちは「ポプラス」という造語のテーマを掲げ、これまでより、少しでも違う大学祭にしようと、日夜準備を重ねてきたようでした。

 これまで40年間本学の大学祭は本祭を2日行ってきました。これだけでも大変なことです。昨年はそれを1日にという話も一時出ていましたが、校友会から物心両面に渡る、助力もいただき、これまでどおり2日間の本祭を実施することができました。そういう意味では、今年の学生さんの手による2日の祭りは新たな第1歩と言えるかもしれません。大学グラウンドが人工芝のグラウンドになる前は、メイン会場はグラウンドでした。名物のキャンプファイヤーもありました。現在はメイン会場を記念館に移し、少しコンパクトな印象になりました。しかしながら、おかげさまで1件の苦情もなく無事終了しました。

 大学祭を休暇ととらえる人、青春の思い出に、もちろん大学祭を楽しむべきだと思う人、それぞれの1週間が終わりました。大学祭は40年前「出発進行」をテーマにスタートしました。当時、ほうきポプラの木のように、空高く、すくすくと本学が発展していくこととの祈りを込めて、「ポプラ祭」と命名されたと記録が残っています。あれから40年「ポプラス」が示す思いは、いつの時代の学生さんも思い続けてきた普遍的テーマかもしれません。来年も、先輩の思いは引き継がれ、さらにプラスワンの大学祭が開かれていくことでしょう。