▼2002年3月24日、四川省の九寨溝空港着工、来年9月完成予定。
▼2002年5月12日、内昆鉄道(四川省内江−雲南省昆明)全長827km。全線開通。
▼2002年5月22日、江沢民主席、四川省で党建設と西部大開発を調査研究。
▼2003年「ジャイアントパンダ資源保護条例」で、パンダの取引、贈呈、賃貸、輸出を徐々に廃止することを提案。(5月7日実施へ)
▼2003年2月、四川省林農局によると、同省でのジャイアントパンダの生息数が80年代中頃に比べ20%増加、生息地面積も30%拡大。
▼2003年6月3日、成都市は中国西部で最長の都市トンネル、紅星路トンネルの命名権の競売を行うと発表した。期間は20年で最低価格が380万元。命名権を取得すると、トンネルの両端など4箇所に名前を出すことができる。
▼2003年9月、九寨黄龍空港が開港。標高3440mは国内3番目。成都、重慶と結ぶ2路線を運行する。世界自然遺産に登録されている九寨溝観光の拠点空港となる。
▼2003年12月、カンゼ、アバ、涼山の3自治州を横断し、隣接する県・自治区に連絡する四川西部の高山道路網が完成した。総延長は4276km。3自治州に住むチベット族、チャン族、イ族など560万人余の経済と社会の発展を支える役割を期待されている。
▼2004年、成都市は公務員数の削減をめざした町村合併を積極的に進めた。市内318の郷鎮を240に減らし、郷鎮の事務所を205箇所削減して、1028人リストラされた。この行政再編は農民の租税負担軽減を目指した改革である。
▼2004年、成都市が中央テレビ主催の「最も経済的な活力を有する10大都市」の一つに選抜された。※他の9都市は、大連、東莞、杭州、青島、深圳、瀋陽、蘇州、温州、無錫である。
▼2003年5月11日〜14日、胡総書記は四川省でASRS予防・治療工作と経済発展の促進状況について視察した。
▼2004年9月、中国の中西部地域の投資領域がますます拡大している。IT産業、製造業、農産品加工業、観光サービス業など。その中でも、特に台商(台湾商社)が多く、総投資額は2003年の592億ドルから、今年上半期の798.7億ドルに達した(48.6%増)。
▼2004年9月、成都で開いた「原子力発電所建設候補地審査会」で、4箇所の原発建設候補地が提案された。南充を流れる嘉陵江流域の2箇所と瀘州、宜賓である。年内に4箇所の中から2箇所を選び、事業化調査を行い、05年第1四半期までに調査報告をまとめる。
▼2004年10月、成都市の第2、3、4汚水処理廠が操業を始めた。これにより、1日あたりの処理規模は40万㎥から90万㎥に、汚水収集率は40%から85%以上に、汚水処理率は36%から82%になった。成都は全国一の汚水処理能力を有する首都になった。
▼2004年10月26日、来年成都市にタイ領事館が設立される予定です。今後、観光事業の向上を期待している。
▼2004年12月29日、中国政府が西部大開発に対する姿勢は変わりがなく、今後も各地の特色産業に重点を置き、経済成長を促進していく。
▼2005年1月から、省全域で農業税と農業付加税の徴収を停止した。これは全国に1年先駆けて実施された措置。
▼2005年3月、成都市の地下鉄建設計画が国務院の承認審査を受ける。総投資200億元、全長54km、駅数は38箇所。建設期間は10年を予定している。
▼2005年4月、鉄道省と四川省との間で「四川省鉄道建設加速会談議事録」が調印された。その狙いは、「蜀道難」(※道路状況が悪い)の状況を徹底的に改め、鉄道ターミナルの成都と基礎に国際的物流センターを造り、四川から隣接地域へ、さらに海に出るルートを開く、というもの。
▼2005年10月現在、中国西部において四川省は台商(台湾商社)がもっとも注目されている地域である。台商は合計1217社、投資総額が23.99億ドルに達す。
▼2005年12月末、成都市で地下鉄1号線第1期工事が着工した。これは西部地域では最初の地下鉄建設となる。計画によると、2013年までに南北方向の1号線と東西方向の2号線のすべてが完成の予定。1、2号線の全長は約54km。総投資額197.2元にのぼる。
▼2003年2月、四川省華鎣市の丁家坪炭鉱ガス爆発事故が発生、12人死亡。
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