キャラクター研究班 第3回報告 -1-

こんにちは。文化祭が終わって一段落ついた今日この頃、であります。さぶろうです。

9月2~4日に長崎、10月24~27日に京都に行ってきました。

今回はその報告です。まずは長崎に行ったときのレポートをブログに載せます。

まずは、コトリさんと朝藤さんのレポートです。

例によって個人名は仮名、伏字で表記します。

 

まずはことりさんのレポートです。 

9月の2,3,4日に、長崎へ行った。

『長崎』と聞いてまず思いつくのは原爆があったことと、ハウステンボスだ。

研修に行く前の私にはこれくらいの印象しかなく、「ハウステンボスに行かないなんて、一体何をしに長崎へ行くんだ」くらいに考えていた。(今でもハウステンボスには一度は行ってみたいと思っている。)

事実、訪れたことのない場所なんて自分の仕入れた少量の情報による想像でしかなく、

大阪や東京、奈良や京都のように個性の濃い都市でなければ陰が薄いと感じてしまうのが本音である。

日本地図で見ても「どこだったっけ?」と曖昧な位置しか分からなくなっている都市も少なくない。

流石に長崎の位置は分かるが、「原爆とハウステンボス」それに尽きて、正直あまり興味をかき立てられることも無かった(因みに私はチャンポンもあまり好きではない)。

 ところが長崎に着いてみると、山がすごく高かったり、道の勾配が激しく、山の斜面に住宅街があるようだったりと、そこには今までの印象を遙かに超える長崎の素顔があった。

訪れた場所には今一よく分からない中国系のお寺(?)などがあったが、勾配の激しい道すがら

「そういえば山が多かったから、原爆の被害が広島より少なかったって先生が言っていたな・・」など、忘れかけていた社会の授業内容が沸々と蘇ってきてとても楽しかった。

こうして蘇ってきた授業内容と、自分が体感している長崎がリンクすることで、長崎の自分の中でのキャラクター性が濃いものになり、同時に授業内容は一生忘れないものになったと思う。

 1日目は昼に九十九島へ行き、夜は山の上にあるキャンプ場のコテージに宿泊した。九十九島は海に沢山の島が連なっており、絶景であった。

残念ながら当日は曇りだったので、これが晴天だったらどんなに綺麗だったことかと少し心残りである。

夜のコテージは山の上だったこともあって、ものすごく雲が近い。これは興奮した。

山道の途中から見下ろす夜景はとても綺麗だったが、私の携帯では夜景を写すことができなかった。せめて心に留めておく。

 翌日訪れた中華街のお食事処で、なんとあのジャガー横田夫妻を見かけた。

このドッキリのお陰で、『長崎=ジャガー横田夫妻』という間違った方程式が頭の中にできてしまった(長崎と同時に思い出してしまうので消えそうにない)。

 その日は早めにチェックインし、しばらく自由時間を貰ったので,さぶろうさんとホテルの近くを探検してみることにした。

原爆の被害を受けて片方の柱しか残っていない石の鳥居を発見したり、天主堂を見に行ったりした。

天主堂までの道のりでは頻繁に白衣姿の人々を目撃したのだが、どうやら医学部の大学とその附属病院が隣接していたので、確実にそこから出てきた人たちだ。

途中、近道のために私たちは堂々とその大学内に侵入し、正門から抜けたのだが、出る際、警備の人に「お疲れ様です!」と敬意をはらわれたので、私はありがたく受け取ることにした。

大学から抜け出た先が、『医学部通り』という名称だったこともかなりサプライズだったが、なぜか「さすが医学部!」と納得してしまった。

 長崎をブラブラして感じたのだが、イケメンが多いのではないだろうか。これもまた、今回発見した長崎の新しい顔である。・・・ポルトガルの血が入っているのだろうか。

 最終日は流石に疲れて、車の中で死んだように寝たりしていたが(いつも寝ているが感覚が違う)、無事、長崎研修を終える事ができた。

今回は体調が万全ではなかったので不安もあったが、特に崩すこともなく良い旅であった。

何よりも長崎を実際に肌で感じることができて、学校で習った長崎や、テレビで少し見ただけの長崎よりもずっと強い個性を感じられたことが、今回一番の収穫である。

 次回の研修は京都に行く予定だが、ここでもまた新たな発見があればと思って楽しみにしている。

 

次は朝藤さんのレポートです。

今回、研修旅行で長崎に行ってまいりました。

長崎といったらハウステンボス、出島!といった一般弱の知識しかない私にとって、この研修はとても良い体験になったように思います。

 
一日目に朝からみんなで大学に集合し臼井先生の運転の下、出発しました。

山口県から長崎まで…高速にのっているとはいえとても長い道のりです。

正直、暇でしかたがありません。というか暇だろうと思った私は携帯ゲームなんか用意して一人没頭していました。

ゲーム中、(SRPGなのですが)一人仲間に入るはずの仲間がなかなか入らなくて五回以上同じ章を繰り返しやっていたのは別のお話として…没頭していたら結構あっというまに到着していました。
佐世保市!佐世保バーガーが有名でおいしいらしくお昼時というのもあってそこで食事をする事にしました。

いざ行ってみると私はマクドナルド位の大きさかと思っていたのでその見た目と中身の小ささに内心驚きました。

そのためか、または人気があるためか中も外もお客で賑わっていてちょっと近寄りがたかったです。

ですが佐世保バーガーの方は野菜が思ったより入っていて、ボリュームがあってとてもおいしかったです。

が、玉ねぎかもやしらしきものがなかなか噛み切れず苦戦を強いられたことも事実でした。


つぎは九十九市を観光しまいした。高い場所に行き、そこから見る青い海青い空の眺めがとても綺麗でした。

ちょっとした山の中にも入ったのですが青々と茂る緑がシャッターを何回も押してしまうほどとても美しく、いい画でした。


日も暮れて、その日はキャンプ場みたいなところのログハウスに泊まりました。

晩御飯は自分たちで作る形で事前に買い出しを済ませ皆で料理開始しました!…と、いきたいところですが、料理が得意ではない自分は雑用で頑張りました!

その後みんなで談話したりトランプをしたりしました。

山の中でテレビなどなにもない所ですがとても充実した時を過ごせたように思います。


 二日目は九時くらいに準備をして発ちました。

後、長崎市辺りの観光スポットを回って行きました。

はじめに回った寺が仏像を普通に公開していて感激しました。

いつかの時に九州の博物館に海の神々というテーマの展示を見に行ったことがあり、そこで紹介された海の女神の仏像が飾ってあって興奮しまくりでした。

 

 次に出島跡の観光場所に行きました。

見た目が和の作りで中身が和と洋が入り混じった建物がならんであり、その時そこに住んでいた人々がどのように生活していたのかを見て聞いて勉強になりました。

 お昼時には中華街に行き軽く観て中華料理を食べに行きました。

店ではチャンポンを頼んだのですが野菜や麺の量が多く最後のほうは苦痛な戦いになってしまいました。

しかし食べていたら有名人の横田夫妻を生で見ることができてよかったように思います。


 その日の夜はビジネスホテルに泊まり稲佐山に夜景を見に行きました。

何人か体調不良者がでて残念ではありましたが私の夜のテンションがかなり高くてやばかったです。

稲佐山で人がいないことをいいことに走りまくっていました。

走ることはとても快感です。快感ですがあのテンションを今思い返すとすこし微妙な気持ちです。

だからあまり思い返さないようにしようと思います。


 三日目は天草城に行きました。時間がおしていたのでじっくりと見ることができず悲しかったのですが軽く見る程度でも、昔のさまざまな品を見ることができておもしろかったです。

なかでも一番興味深かったものはキリシタン弾圧の際に隠れキリシタンの方々が聖母マリアの像を仏像といったものに隠してできた品々でした。

そのどれもに昔の人の信念を感じ取ったような気がします。


 その後は雲仙地獄の様々な地獄を巡りました。

はじめは硫黄の臭いになれず苦戦していましたがその後も特になれることはなくやはり苦戦したままでした。

地獄を見ている中でその名前の由来がとても興味深くおもしろいものばかりでした。

一番印象的だったのが雀の鳴き声のように温泉が音をたてて噴き出すからという由来の雀地獄です。

耳をすませてみると本当に鳥がピヨピヨと鳴いているようで面白かったです。

地獄を見た後に近くのホテルで温泉に入りました。

温泉はやっぱり普通の温泉とは違う感じでとろっとしていて大変気持ちよかったです。

昼過ぎだからか他のお客もいなくて貸し切り状態でした。

このような感じで二泊三日の長崎研修旅行は幕を閉じました。

長崎の観光名所を回り、じっくりとまわり大変良い経験になったと思います。

 

次回は涼由さんと薙さんのレポートを載せます。おたのしみおたのしみ。

 


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