2009年11月20日

第3章終幕

小雨の中、明治神宮本殿で参拝。

開会式も厳かに行われました。

14日は雨天のため、15日に順延となりました。

15日快晴。

場所は明治神宮野球場

関西国際大学との対戦で、6月行われた全日本大学野球選手権大会ベスト4の強豪です。

1回先頭打者を三振に取り、出足好調?・・・がしかし、そう思ったのも束の間、そこから連打であっという間の3失点、2回も立ち直る機会も与えられず、3失点で0-6。その裏の攻撃は4番岸村が右中間2塁打、1死3塁から立野がライト前ヒットで1点を返した。後続を絶たれチェンジ。1-6。

5回には結果的にダメ押しとなる1点を献上し、ジ・エンド。

しっかりやれば防ぐことができるプレーがいくつかあり、来季に向け課題も残った。

収穫もあった、相本投手が後半無失点に抑えたこと。相手投手陣の選手層とピッチング内容、打線の繋がりと打力や内容らをこの大会を通じ勉強になったこと。この経験を来季へ活かしたいと思います。

全国へ行く価値はこういうところにあると再認識しました。

来季新チームがどう変化できるか期待したいところです。

最後に神宮球場で応援をくださいましたみなさまや、色々とご支援くださいました方に感謝をし、来季またこの球場へ帰ってきたいと思います。進化したチームで望みたいと思います。引き続きご声援をお願い致します。

2009年11月04日

第3章 前幕

神宮球場に徳山大学の横断幕が掲げられる

『人間(じんかん)万事塞翁が馬』という諺があります。ご存知かと思いますが少し説明をいたしましょう。

塞翁が馬 (大昔中国前漢時代での話) 語源由来辞典引用

 塞の国のある翁(老人)は、何よりも自分の馬をかわいがっていた。その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬であったが、ある日突然、蜂に刺された拍子に飛び出してしまう。一向に帰ってこない馬の様子に、周りからは翁に同情するほどであったが、翁は「これがきっかけでいいことが起こるかもしれない」とだけ言って、我慢強く待ち続けた。するとどうだろうか。しばらくして、その馬が別の白い馬をつれ帰ってきたのである。しかも、その馬も負けず劣らずの優駿であり、周りの者は口々に何と幸運なことかと囃し立てたが、翁は「これをきっかけで、別の悪いことが起こるかもしれない」と自分を戒め、決して喜ばなかった。

 その予感は的中した。かわいがっていた孫がその白馬から落ちて片足を挫いてしまったのである。周りはまた同じように慰めの言葉を掛けたが、翁はまた同様に「いいことの前兆かもしれない」と告げる。それからしばらくして、隣国との戦争が勃発した。若い男は皆、戦争に借り出され、そして戦死した。だが、孫は怪我をしていたため、徴兵されず命拾いした。そして、戦争も終わり、翁は孫たちと一緒に末永く幸せに暮らしたという。

 このことから、人間(じんかん:世の中)は良いこともあれば悪いこともあるというたとえとなり、だから、あまり不幸にくよくよするな、とか幸せに浮かれるなという教訓として生かされる言葉になった。

類義句は「禍福は糾える縄の如し」。

人生楽ありゃ苦もあるさ~のフレーズ、ご存知水戸黄門の主題歌にもあるのです。

これを野球に例えるならば、

『一喜一憂するな。いついかなる時も冷静に現状を認識し、その後の事に対し的確に判断しろ』ではなかろうか?

そんな事を考えながら、明日を目指して頑張ろう。

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