Material Cycle Oriented Society 環境技術で地球を守ろう!

産業・地域・環境保護交流協会(MCOS)

 
 
 
一般廃棄物問題 産業廃棄物問題

産業廃棄物問題

 
 工場などの事業活動に伴って生じた、燃えがら・汚泥・廃油・廃アルカリ・廃プラスチック類・鉱滓などの総称。有害物質を含む場合もある。  
 

1、背景と現状

 
10年前・・・
 
全国地域
 中国開放改革政策が実施される以来、経済成長と伴い、大気・水質・土壌汚染など環境汚染がますます深刻化一方である。当然に産業廃棄物の排出量も年々増えつつある。(※下の図 )
 

各版『中国環境年鑑』より

 


西部地域

 

 

 

 

 90年代の以降、環境政策の優先順位が上がり、効果をあげはじめてようやく中国内外で問題の深刻さが広く知られるようになった。 

 中国の工業は主に国有企業が多く、重工業が大半な割合をしています。資金の不足のため、設備・技術の落後や運営不振は現状である。
▼廃棄物の総合利用量が低い。排出量と比べ50%も達してない。
▼鉱業、電力・蒸気供給業、鉄鋼業、この三業種で産業廃棄物の全体の約77%を占めるている。
▼そして、火力発電所や製鉄所や石油化学工場などよるの大気汚染、と化学工業や製紙及び紙製品などよる水質汚濁、この二つ問題が最も重要な課題となった。
▼汚染による損害は年間約200億元。廃棄による損失及び有用な廃物資源の価値は推定約300億元である。

 

 

 

 

 

 1993年時点では、西部では四川省の発展が一目瞭然。工業も商業も西部の中心である。

 青海、寧夏、西蔵(チベット)などまだ未開発地域は多く存在している。

 沿岸部と比べ、経済発展が遅れるため、道路などの都市インフラも完成してない。

 

 
そして現在・・・
 
2001年
 
 近年、政府も国民もますます環境意識が高くなりつつあり、現在では、工業産業にも環境保護、廃棄物ゼロ化など新たな取り組みが入れかえている。

 2001年まで、重大汚染源でありしかも改善できる見込みのない8万8,591社も中小企業を閉鎖させた。さらに環境汚染源となる小規模な炭鉱、製鉄所、ガラス工場、発電所を淘汰するとともに、高硫黄含有炭の生産制限を通じて汚染削減を達成した。

 

 

 

 

 
産業固形廃棄物  
 ▲産出量が8.87億トン、前年比0.61億トン増加。
 ▲再利用量は4.7億トンで、再利用率は53%。
 ▲廃棄物排出量が2893.8万トンで、前年比9.2%減少。(※再利用と貯蓄・処理を除いたもの)
 ▲2001年まで堆積された廃棄物の総量はまだ約3億トンが残ってある。
産業排気ガス  
 ◎硫黄酸化物の排出量は647万トン
 ◎ばい塵の排出量は362万トン
産業廃水  
 ▼全国廃水の排出総量は428.4億トンで、前年比3.2%増加している。そのうち、工業廃水排出量が200.7億トンで、前年比3.5%増加。
 ▼COD排出総量が1406.5万トンで、前年比2.7%減少。そのうち、工業排水中の排出量が607.5万トンで、前年比13.8%減少。
 
            プラザ広場 MCOSとは お問合せ ホームへ