大学院生による教育実習(プラクティカム)
徳山大学は、広島大学大学院教育学研究科の「『Ed.D』型教育学系大学院プログラムの開発と実践」(文部科学省大学院教育改革支援プログラム(大学院GP))の協力校のひとつです。このプログラムは、教育学を専攻する大学院生が教職課程(教員養成)の授業を十分に行えうる力量を身につけるために考案されたプロジェクトです。大学の教員は、小・中・高校の教員のように教員免許を持たないで(教員になるための専門的なトレーニングが不十分なままで)各大学に就職します。こうした状況を少しでも改善し、とりわけ将来の子どもたちを教育する教員を養成する大学教員の授業力向上に寄与しようというのが、このプログラムです。
徳山大学(教職課程)は、広島大学大学院生の教育実習校として協力していますが、今回は私の担当する「教育原理」の授業時間を使って、広島大学大学院生に実習授業をして頂きました。この授業は、遠隔講義システム(インターネット回線によるテレビ会議システム)を使って広島大学にも生中継で配信されます。向こう側では広島大学の指導教員や大学院生がこの授業を観察しています。授業終了後は、双方向で研究協議会(反省会)が行われます。
大学院生による大学での教育実習も、遠隔講義システム(テレビ会議システム)を用いた教育実習指導も、わが国で初めての取り組みであり、試行錯誤の連続ですが、わが国の教育改善に少しでも寄与できたらと思います。
