ESD地理教育シンポジウム
シンポジウム:「持続可能な開発のための教育(ESD)の実施へ向けて、地理教育はその存在意義をいかに主張しうるか」
日時: 2008年11月29日(土) 13時~17時
場所: 広島大学附属中・高等学校 研修館 第3研修室 (広島市南区翠)
主催:
日本地理教育学会
地理教育懇話会(地理科学学会 地理教育・ESD研究グループ)
広島県高等学校教育研究会地理部会 の共催
趣旨:
環境問題や南北問題をはじめとする地球的諸課題が深刻化する今日,「持続可能な開発(SD=Sustainable Development)」は,全世界に共通する普遍的な価値観とすべきであると考える。その実現のために「持続可能な開発のための教育(ESD=Education for Sustainable Development)」はもっとも緊要であり,新学習指導要領にもその概念が導入され,これからの学校教育の柱の一つとして位置づけられている。ESDは学校教育において各教科や総合的な学習など様々な形で展開されているが,人間と自然との望ましい関係を追究することを目的とした地理教育にはその中核としての重要な任務が課せられている。それとともに、SDの理念をふまえ,その実現をめざす地理教育のカリキュラム開発とその実践が求められている。それゆえに、地理教育の存在意義が今こそ問われている,といっても過言ではない。以上のことをふまえ,ESDは地理教育の新たなパラダイムをどのように切り拓き,これをいかに地理教育の活性化にむすびつけていくのか,このような点についての議論を深めていくことを本シンポジウムの目的とする。
オーガナイザー:
和田文雄(広島大学附属福山中学・高等学校)
泉 貴久(専修大学松戸高等学校)
プログラム:
Ⅰ.趣旨説明
13:00~13:10 泉 貴久(専修大学松戸高等学校)
Ⅱ.報 告
13:20~13:40 卜部匡司(徳山大学):
「地理教育とESDの関係-カリキュラム論の立場から」
13:40~14:00 永田成文(三重大学):
「地理学習における「持続可能な開発」を視点とした地球的課題の探究」
14:00~14:20 田部俊充(日本女子大学):
「幼稚園・小学校におけるESD実践の可能性と地図・地球儀指導」
14:20~14:40 伊藤裕康(香川大学):
「物語構成学習に基づく水を基軸にしたESD授業の開発-小・中学校での飛び込み授業から-」
14:40~15:00 池下 誠(東京都練馬区立開進第一中学校):
「ESDの趣旨を生かした中学校社会科地理的分野の授業実践-持続可能な新潟県のあり方-」
15:00~15:20 濱野 清(広島県立誠之館高等学校):
「日独共同教材開発 "Eco-transportation in Japan” に取り組んで
~日独ESDシンポジウム(ベルリン)参加報告~」
[休 憩]15:20~15:30
Ⅲ.コメント
15:40~16:00 中山修一(広島経済大学)
Ⅳ.総合討論 16:00~17:00