2011年01月04日

第62回 全日本大学バスケットボール選手権大会

第62回 全日本大学バスケットボール選手権大会

開催場所  国立代々木競技場第二体育館

開催期間  平成22年11月29日(月)~12月5日(日)

  試 合  第1試合  平成22年11月30日(火) 18:40~

    徳山大学 79(18-26 22-33 16-26 23-36) 121  慶應義塾大学 (関東2位)

 

慶應義塾大と徳山大との一戦。高さで圧倒的に勝る慶應義塾大は、インサイドでの得点を量産し、早々に大量リードを奪う。徳山大は、#32江上、#11崎原を軸に巧みなドライブで再三仕掛け得点していくが、リバウンドをモノにできず引き離されるまま。後半、慶應義塾大はベンチメンバーをコートに送り出す余裕の試合運びを見せ、また#5酒井の20得点13リバウンド10アシストのトリプルダブルも後押しとなり圧勝。121-79で慶應義塾大が順当に1回戦に進んだ。

 第1ピリオド、慶應義塾大は、ミスが重なり出だしこそ遅れたものの、ディフェンスを見極めたプレイで着実に得点していく。対する徳山大は、#32江上が小柄な体格ながらも果敢にドライブを仕掛け、相手のディフェンスを切り崩していく。中盤、徳山大は慶應義塾大に連続得点を許し、トラップディフェンスを仕掛けるが、裏を狙われてしまう。しかし、#88谷が外角のシュートを沈め、なんとか食い下がる。26-18と慶應義塾大がリードし、第2ピリオドへ。

 第2ピリオド、徳山大は#32江上の技ありのドライブでバスケットカウントを奪い、3点差にまで縮める。しかし、そこから慶應義塾大は#7岩下、#5酒井の高さを活かしたインサイド、#14中島、#4二ノ宮の3Pシュートで徐々に相手を離しにかかる。一方の徳山大は、相手のディフェンスを上手く交わしてシュートを放つも、あと一歩のところで届かない。59-40と、慶應義塾大がリードを広げ、前半を折り返す。

 第3ピリオド、慶應義塾大は、イージーシュートを外すもリバウンドを取りきり得点に繋げていく。また、#5酒井が自らの得点とアシストでチームに貢献する。一方の徳山大は、相手の高さに苦しみ、リズムを掴むことができない。しかし後半、相手のかさんだファールからフリースローで得点を稼ぐ。85-56と慶應義塾大がリードのまま、最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、慶應義塾大は、外角のシュートに精彩を欠くが、リバウンドシュート等のインサイドの得点から、さらに相手を突き放す。一方の徳山大は、#10小谷が奮闘。開始3分で、3Pシュート2本を含めた12得点と素晴らしい活躍を見せ、チームを牽引する。その後も、#11崎原を中心に懸命にドライブを仕掛けるが、立ちはだかる#12桂、#15本橋らインサイド陣の高い壁に阻まれ得点できない。121-79で慶應義塾大が快勝し、1回戦を突破した。

(全日本大学バスケットボール連盟ホームページより)

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