2008年12月02日

「基礎セミナー」
担当:松尾 静香 先生

松尾先生 基礎セミナー「基礎セミナー」は1年時に履修する担当の先生のもとで4年間の為の基礎学習として行われる授業です。
座学に留まらず、人とのコミュニケーションや自分で見て、聞いて、考える力を養うことを目的としています。

松尾先生のセミナーでは健康福祉の実践の学習で整体を行っています。
学生たちも、はじめは力加減や呼吸の使い方が難しく「痛い!」などの声も聞こえていましたが
だんだん慣れてくると気持ちよくて途中で寝てしまう学生も出ていました。
基礎から実践までを学び、資格取得までを目指しています。

2007年01月19日

1月の授業紹介「セミナーⅢ」
担当:中光 義亮 先生

中光先生 授業紹介 この授業では、異文化コミュニケーションについて学んでいます。
異文化コミュニケーション=外国人とのコミュニケーションと限定してしまいがちですが、国籍が同じでも化背景は異なることが往々にしてあります。例えば、男女間、高齢者と若者、学生と社会人、教師と学生の間でも文化背景が異なり、そのためにステレオタイプ、偏見、あるいは誤解が起こります。つまり、私たちは異文化コミュニケーションを日常的に行っているいえるでしょう。
授業では、異文化コミュニケーションの特徴をよく理解し、エクササイズをやりながら異文化コミュニケーションの基礎的な技術を磨くことがねらいです。

 これからの人口減少に伴い、日本で働く外国人労働者の数が増加していくと考えられています。そうなってくると様々な考え方に対応できる能力が必要となってきます。これらの多文化社会に対応していくために、今からその適応能力を磨いていく必要があります。
中光先生 授業紹介

2006年12月13日

12月の授業紹介「福祉情報技術応用」
担当:井手口 範男 先生

井手口先生 授業紹介 福祉と情報技術。この二つが、どのように結びつくか想像できますか?
 骨折などによって一時的に移動が困難になったと考えてみて下さい。途端に、何気なく行っていた活動ができなくなって愕然とするのではないでしょうか?
 障害のある人や高齢者は日常的にこのような経験をしていると考えることができます。テレビを見る、音楽を聴く、新聞を読む、買い物をする、銀行や郵便局で振込をする、勉強などで調べものをする。。。その他、様々な活動から日常生活は成り立っています。
ちょっと考えてみて下さい。今、例に挙げたものは、コンピュータとインターネットを使うと、ほとんどの活動を移動することなく行うことができます。インターネットで配信・販売されているテレビ番組や音楽があります。新聞記事も全文ではありませんが各社が配信しています。買い物には様々なネットショップを利用することができますし、インターネットバンキングも普及しています。調べもの?情報検索?はコンピュータのもっとも得意とするところです。井手口先生 授業紹介
 ここに、福祉と情報技術を結びつけることによる大きな利点があります。情報技術や様々活動を助ける支援機器を導入することによって他者の援助を必要としていた活動を、自分自身で決定して実行できる可能性があるのです。素晴らしいことだと思いませんか?


 しかし、大きな壁があることも事実です。コンピュータに代表されるような情報技術や支援機器を使いこなす知識と技術が必要です。買ってきたばかりの機器をすぐ使うことは、誰にとっても難しいものですし、障害や高齢によって様々な活動上の問題が加わるとなおさらのことです。今後、超高齢化社会に向かう事を考えると非常に大きな問題であるといえます。そこで、障害や高齢化によって生じる問題とそれらを解決するための情報技術という二つの領域に関する知識を合わせ持った人材が今後求められるようになってくると考えられています。
 この授業では、様々な、障害や高齢化によって生じる問題を紹介すると同時に、それらを解決するための情報技術や支援機器の紹介を行っています。また、障害の状態を疑似体験しながら実際に支援機器を使ってみることで理解を深める工夫もしています。さらに、本学の取得奨励資格でもある福祉と情報技術に関する知識を合わせ持った人に与えられる「福祉情報技術コーディネーター」の資格取得にも役立つ内容になっています。
 福祉と情報技術。この二つの知識を身につける事を通して、様々な問題の解決に取り組める能力を養ってもらいたいと思いながら展開しています。

井手口先生 授業紹介


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