はじめの一言
現在、環境問題は世界で最も注目されている分野の一つだ。企業においても環境マネジメントシステムの必要性が高まりつつある。そこで環境問題やその解決方法などについて、深く学び
、生きた知識を身につけておくことは大変重要で、ひいては将来の我々の生活につながり、役立つものとなるに違いない。また理想や興味を共有する学友とのディスカッションや共同作業を通じて、リーダーシップやマネジメント能力を育成したい。
幸い周南地域は、『環境循環型』をテーマとする先進的な産業作りが、コンビナートを中心に進められており、このテーマについて体験的な学習をするには理想的な条件にある。地域と産業などで知見を得た諸先輩方から、工場見学など、様々な形で環境に関する知識を得ることが可能だ
と考えた。
環境マネジメント研究会は環境保全へ関心を持つ中国留学生や日本人学生たちが自主学習、ディスカッションする場である。企画から実行まで自分たちで役割を分担し、最後まで真剣に責任を果たすことを学ぶ。我々の活動はMCOSネットワークを介して世界へ発信し、同じ思いがあるグループとの連携をとっていきたいと考えている。
私たちの活動について、いつも多大な関心と指導をいただいた徳山大学の岡野啓介教授をはじめとする大学の多くの先生方や、石本成暉助教授の専門ゼミの皆さん、NPO法人山口県アクティブシニア協会(AYSA)に感謝しております。活動の実施にあたって、周南コンビナートの各企業からの絶大なご協力をいただきました。この場を介して、私たちの活動に関わる様々な方々に深くお礼を申し上げます。
代表者 黎明
2007年吉日
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