産業・地域・環境保護交流協会 (MCOS)
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【西電東送プロジェクト】   
 
1、概要
 

 西部に豊富な水資源や鉱産物などによって、作られた電力を東部へ輸送する計画である。

 プロジェクトは01年7月正式着工。そして、02年8月には北部ルートも着工した。3つのルートすべて工事が本格化した。

 総工費は1160億元、送電網は6660kmである。


送電ルートは3つに分ける。

 1、南部ルート…雲南や広西の電力を広東など華南地域に送る。

 2、中部ルート…四川などから華東、華中地域に送る。

 3、北部ルート…内モンゴルや陝西から北京、天津など華東地域に送る。

 

 
 
 
2、取り組み

▼2003年5月22日、「西電東送」で最初に着工した貴州引子渡水力発電所が完成し、送電を開始した。

▼2004年7月18日、「西電東送」のシンボルである貴州洪家渡発電所(60万kW )が正式稼動。

▼2004年7月21日、中国全国の電力使用量、64億600万kWhに達し、過去最高を記録。