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中国北部の深刻な水不足を解消するために、豊富な水量を有する陽子江の水を3本の大運河(各1000km以上)建設によって 北部に供給する構想である。
長江、黄河、海河の南の四大流域水資源を北部に運ぶ計画。
東ルート、中ルート、南ルートの三つルートに分けれ、工期は3期、15年間で総工費は6500億元。
さなに、南ルートの前期工程は江蘇省揚州市で取水し、既設の運河や新設の水路を通り、トンネルで黄河を横断し、山東省を超えて、天津市や河北省まで全長1156km。完成後は134億m3の水を北部に供給できる。
▼2002年1月、「南水北調」プロジェクトで、東部・中部路線着工に伴い、沿線住民37万人の移転工作がスタートした。(『中国年鑑2003』より)
▼2002年12月27日に北京の人民大会堂で南ルートの着工式典が行われた。
▼2003年8月14日、国務院「南水北調」工程建設委第1回全体会議が開かれ、温首相が主宰。