【蛇紋】じゃもん
へびの胴体にある斑紋に似た模様。
▼じゃもん‐がん【蛇紋岩】
蛇紋石を主成分とする岩石。橄欖(かんらん)岩、輝岩などが変質したものが多く、緻密(ちみつ)でつやがあり、黒・暗緑色などを呈する。滑石、方解石、輝石、磁鉄鉱などが美しい模様を生じ、装飾用とされる。
▼じゃもん‐せき【蛇紋石】
蛇紋岩の中でマグネシウムと珪酸を主成分とする鉱物。単斜晶系。橄欖石・輝石などが分解してできるもので、形は塊状、鱗状など。淡緑色、暗緑色で半透明、なめらかでつやがある。耐熱材、また装飾などに用いる。
【国語大辞典】