このページは計量経済学 冬季課題(レポート)に関する特設ページです。
冬季課題資料 データ
冬季課題を完成させるための手順は、大まかに分けて
- 分析のためのプログラムの作成
- 分析結果・グラフのWordへの貼り付け
- 考察の記入
の3つがあります。以下ではこれらの手順について少し詳しく説明していきます。
- 分析のためのプログラムの作成
以前授業中に作成した consume のプログラムに、それぞれの型の消費関数を分析するためのコマンドを付け加えていきます。
デューゼンベリー型を加え、一部を変更したプログラムは下のようになります。
freq a;
smpl 1980 2002;
read(file='h:consume.xls');
?
? ケインズ型
?
olsq ce c y;
ste1=@res/@s; ? steをste1に変更
graph date ste1; ? steをste1に変更
ar1(method=corc) ce c y; ? コクラン・オーカット法を追加
?
? デューゼンベリー型
?
ce2=ce/y;
y2=y/y0;
olsq ce2 c y2;
ste2=@res/@s;
graph date ste2;
end;
このプログラムの end 文の前に、ブラウン型、トービン型、フリードマン型を付け加えます。これらの型は重回帰モデルとなるので、olsq 文の前に corr コマンドで説明変数間の相関係数を計算することが良いでしょう。
- 分析結果・グラフのWordへの貼り付け
プログラムを実行した結果、グラフをWordの文書に貼り付けていきます。第3章の実習(資料はこちら)でやったとおりです。
具体的には次のような手順でおこないます。
- 分析結果(consume.out)を保存する。「File」−「Save As」を選び、適当な名前をつけて保存する。
- 残差プロットをemf形式で保存する。それぞれのグラフウインドウで「File」−「Save As」を選び、適当な名前をつけて保存する。この際、プロットの記号(デフォルトでは+)の大きさを大きく(後に示すサンプルでは250である)しておいた方がよい。
- Wordを開き、分析結果を呼び出す。不要な部分は削除しておく。また改行幅も狭くした方が見やすい。変更する部分を範囲指定した上で、「書式」−「段落」で行間を「固定値」、間隔を「12pt」などとすればよい。
- グラフを挿入し、適当な大きさに変える。「挿入」−「図」−「ファイルから」で、挿入するファイルを選択する。
- 考察の記入
分析結果、残差プロットを見ながら個々のモデルの妥当性を検討していきます。これは今までの授業で取り上げてきた通りです。「4章までのまとめ」のスライドではチェックポイントをまとめてあります。
ケインズ型消費関数についての考察をおこなったサンプルはこちらです。
以上のステップを経て、レポートを完成させてください。
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