豪腕飯田大リーグ挑戦
本学硬式野球部の飯田宏行投手(4年)が米大リーグのミネソタ・ツインズとマイナー契約を締結し、平成14年11月11日
に本学で入団会見を行い、「アメリカでプレーするのが夢でした。3年でメジャーに昇格できれば最高です。」と抱負を語りました。
 会見にはツインズの岡本佳文極東担当スカウト部長も同席、マスコミ関係約30社が駆けつけました。
 飯田君(下松工出身)は身長186a、体重80`の右投げ右打ちで、長身から投げ降ろす最速153`の直球と落差のあるフォークが武器で2年からエースとして活躍し、2年時・3年時は明治神宮野球大会のマウンドを経験。また、平成14年2月にはアマチュア日本代表候補の一員に選ばれ阪神タイガーズの高知安芸にキャンプ派遣されました。日本のプロ野球も早くから注目し、8球団が調査書の提出を求め、獲得に動いていました。「日本のプロ野球にご迷惑をお掛けしては」とドラフト会議前にツインズと契約し、会見の運びとなりました。
 米大リーグを目指すきっかけとなったのは、2年前の中国地区大学野球連盟の選抜チームで参加したアメリカ遠征。1週間で大学チームと3試合を経験、サンフランシスコのジャイアンツ球場でジャイアンツ対ドジャーズの試合も見学する中で「スピード感あふれるプレーに観客が魅了されていました。こんな雰囲気の中に自分も立ってみたいと素直に思いました。」と挑戦への気持ちが芽生えた事を披露してくれました。岡本スカウトも「150`の球は教えて投げられるものではない。それだけ実力があるということ。直球もだが特にフォークの切れが印象に残った。マイナーで経験を積めば、十分メジャーで活躍できる」と太鼓判を押されました。同部の柴村太監督は「意識の中で常にプロを目指してがんばってきたことが大きな成長の要因。メジャーで活躍する日を心待ちにしている」と期待していました。飯田君も「まず基礎体力を鍛えて、球速100マイル(160`)を出すのが目標です。3年でメジャーに昇格して、イチローさん、松井さんと対戦してみたいです。」と夢を膨らませていました。
 飯田君はお世話になった大学、後輩たちのためにと本年2月中旬、本学野球場のトレーニングルームにプロラットマシンなどのトレーニング機器4点を寄贈。25日に学長から感謝状が手渡されました。飯田君は「野球部が毎年、明治神宮野球大会に行けるように頑張って欲しい」とエールを送り、3月2日、キャンプ地であるアメリカフロリダに出発しました。大学・地域・未来ある子供たちに大きな夢を与えてくれて本当にありがとうございます。ご活躍を祈念いたします。